この連載記事のそもそもの大きなテーマでもある、
『自分の中から資産形成の最適解』を実現させるという目的なんですけど、
もう一度ご理解いただきたいのが、
・成功=思い描いたイメージ通りにできた
ということだと思うんです。
ですので、イメージを形にする…つまり思考を実現するために大切なお話を
今回の第4回目で離ししていきたいと思います。
(前回記事はこちら)
あ、ところで、この連載コラムに対するご意見やご感想が来てまして、
「言ってる事はわかるけど、やっぱり難しい…。」
「なかなか上手く自分の願望を引き出せない。」
という感想が多かったんですが、
やっぱり投資経験や資産運用経験がないと、
すぐには理解しにくいものだと思います。
ですので、私は資産形成を始める前の簡単な勉強と思われて、
この記事を読んでいる皆さんには、
「今まで自分に合った資産運用に出会えなかったのは、このあたりの自分の
内側の知識や、こういった内容について情報が足りないからなんですよ~」
とお伝えしています。
このコラムは、これから資産形成をお考えの方へ、
『自分の中から資産形成の最適解』
を楽しく導き出してもらうことをお伝えする記事なんで、
読んで楽しんでもらえるだけで、
気づかないうちに考え方を学んでもらえますので安心してください。
まぁ、そんな意味で、お役には立つと思いますので、楽しんでお読みください。
本題
さて、前回は「効果的な質問とその答え方」というキーワードでお話しましたが、
岡山県倉敷市の山下さんに登場してもらい、山下さんとの会話ややり取りを例として公開
しました。そして、第2回でも取り上げましたが、振り子の感情。
これは…
「まだ考えなくても大丈夫かな~…。」⇔「でも将来は不安だしなぁ~…。」
「資産運用も考えたいなぁ~…。」⇔「でもなぁ~…。」
※詳しくは「じぶんを棚卸しする1つのポイント」参照
という状態でしたよね。山下さんにも、この状態の頃に出会いました。
山下さんは、
「私には妻と2人の子供がいるので、将来的にはちゃんと考えていきたい。」
しかし、
「仕事が忙しく、考える暇もなく、子供の養育費、もうすぐ定年を迎える両親の面倒も見なければいけないことも考えるとなかなか考えられない。」
とお答えになっていました。
そして私は、現状の把握ができるシートや、
将来設計に役立つノウハウをまとめたレポートを送付しました。
これは、将来もらえる年金の予測や、税引き後の年間収入(実際の手取収入)、
将来の生活支出予測が簡単にできるシートですので、
山下さんもご自身の現状をすぐに把握されました。
そして後日のお電話で、
山下さんが退職後にどれくらいの収入を確保できたら安心できるかを
お尋ねしました。
さらには、山下さんについて深く質問し、願望や思いを明確にしました。
まさに振り子の感情がスッキリした瞬間です。
ここまでは「開業医が効果的に答えを引き出す質問の秘密」
の記事の流れになっています。
この流れは、資産形成を始めるときに、
『自分の中から資産形成の最適解』を出すために継続させるための、
- 目標を作る。
- 目的を明確にする。
- 継続させるために、あとで「こんなはずでは…。」をなくすルール作り。
という重要なポイントとなっているところです。
で、今回は、ここから少し進んだところの話をしたいと思います。
少し雰囲気が変わりますが、
そもそも資産形成とは何か?というと、
人それぞれご意見はあると思いますけど、大事な要素の一つとして、
勤労所得、公的な年金以外で収入を生み出すものです。
例えば、
- 配当を生む証券や債権
- 投資信託、利息収入が入る国内預金・外貨預金
- 家賃が入る不動産
- 特許権や印税を生む出版権
などなど、これらは上手く運用すれば、定期的に収入を得ることができます。
実際、上手く運用されて安定した生活を送られている方も
たくさん存在しています。
そして、この方法を、
ご自身の性格や好み、状況、最終期限、達成させたい未来…などの
個人の内側の情報に合うかそれとも合わないかを確認するだけの作業で、
未来のイメージを作ることが可能になります。
では、合うか合わないかをどうやって確認するのでしょうか?
ここで、わかりやすくするために、二者択一の質問で考えていきましょう。
まず最初は、資産運用に当たって、
- 「最初にまとまった資金を出すタイプ」 にするか、
- 「初期投資なしで、月々○万円少しずつ支払うタイプ」 にするか。
- 「短期で、ある程度の成果が出るタイプ」 にするか、
- 「長期で、じっくり運用していくタイプ」 にするか。
- 「安心より、高利回りタイプ」 にするか、
- 「高利回りより 安心タイプ」 にするか。
- 「全て自分の運用判断をしていく運用」 にするか、
- 「任せるところはプロに任せる運用」 にするか。
次に、資産運用の目的を、
- 「貯金の保全を一番の目的」 にするか、
- 「老後や退職後の収入作り」 にするか。
そして、資産運用のゴール目標を、
- 「公的年金以外に、月々5万円程度の収入作り」 にするか、
- 「公的年金以外に、月々30万円程度の収入作り」 にするか。
運用方法として
- 「途中で売ったり買ったりして、利益を出すこと」 にするか、
- 「途中で売ったり買ったりせずに、利息などを得る」 にするか。
他にもあるとは思いますが、これらの質問に対して、
どちらかに選ぶだけで、かなり絞られていきます。
では、これらの質問に対する資産形成とは、どういうものになるのでしょうか?
その答えは、実はすぐ近くにあります。
が、時間が来たようなので、続きは次回にします。
まとめ
おおまかに、「振り子の感情からの考え方の法則」
についてお話してきましたけど、いかがでしたでしょうか?
あまり全てを一度に解決させようとか思わず、
難解なことを言ってると思われがちですけど、
「ふ~ん、そうなんだ~。」と思ってもらって、続きをも読んでもらえればうれしいです。
次回予告 資産形成の本当の目的とは?
資産形成で、給料以外の収入が、満足されるくらい入ってきて、
好きなことを、好きな時間に使えたりできて安心して生活を楽しめるって…
本当に実現できたらいいですよね。
ということで、今回はこれでおしまいです。
また、次回も楽しみに待っててくださいね。
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